JUNOSには、2つのモードがあります。
(細かいことを言うと、JUNOSの下でFreeBSDが動いていてユーザはFreeBSDのシェルにもアクセスできるので、FreeBSDのシェルも入れると3つですが、今回の話しはJUNOSのモードということでFreeBSDのシェルは省いています)
- operational mode(オペレーショナルモード)
- configuration mode(コンフィグレーションモード)
JUNOSにログインすると、まずoperational modeになります。次に、operational mode上でconfigureと入力するとconfiguration modeに移動します。configuration mode上でexitと入力するとoperational modeに戻ることができます。
以下にモードの移動している例を表示します。
root@SRX> configure Entering configuration mode [edit] root@SRX# exit Exiting configuration mode root@SRX> |
operational modeの特徴
- プロンプトは>
- pingやtracerouteなどが使用可能
- デバイスの状態を確認するためのshowコマンドが使用可能
- 基本的にはconfigの設定は行えない
- Ciscoデバイスで言うところの特権モード
- プロンプトは#
- デバイスに設定をするモード
- このモードでshowコマンドを使用すると、コンフィグ(candidate configuration)が表示される。(operational mode上のshowコマンドとは異なるので注意)
- Ciscoデバイスで言うところのコンフィグレーションモード
- 基本的にはoperational modeのコマンドは使用不可能。
- しかし、コマンドの前にrunとつければoperational modeのコマンドが使用可能。(Ciscoデバイスで言うところのdoコマンドと同じ)
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