2010年5月2日日曜日

JUNOSのモード


JUNOSには、2つのモードがあります。
(細かいことを言うと、JUNOSの下でFreeBSDが動いていてユーザはFreeBSDのシェルにもアクセスできるので、FreeBSDのシェルも入れると3つですが、今回の話しはJUNOSのモードということでFreeBSDのシェルは省いています)
  • operational mode(オペレーショナルモード)
  • configuration mode(コンフィグレーションモード)
モードの移動
JUNOSにログインすると、まずoperational modeになります。次に、operational mode上でconfigureと入力するとconfiguration modeに移動します。configuration mode上でexitと入力するとoperational modeに戻ることができます。

以下にモードの移動している例を表示します。
root@SRX> configure 
Entering configuration mode

[edit]
root@SRX# exit 
Exiting configuration mode

root@SRX> 

operational modeの特徴
  • プロンプトは>
  • pingやtracerouteなどが使用可能
  • デバイスの状態を確認するためのshowコマンドが使用可能
  • 基本的にはconfigの設定は行えない
  • Ciscoデバイスで言うところの特権モード
configuration modeの特徴
  • プロンプトは#
  • デバイスに設定をするモード
  • このモードでshowコマンドを使用すると、コンフィグ(candidate configuration)が表示される。(operational mode上のshowコマンドとは異なるので注意)
  • Ciscoデバイスで言うところのコンフィグレーションモード
  • 基本的にはoperational modeのコマンドは使用不可能。
    • しかし、コマンドの前にrunとつければoperational modeのコマンドが使用可能。(Ciscoデバイスで言うところのdoコマンドと同じ)

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